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インプラント治療後に【味覚】が変わるってほんと?味覚への影響について解説

「インプラントを入れて食事をもっと楽にしたい」
「欠けてしまった歯を治療して元の見た目のようにしたい」
と期待してインプラント治療を受ける方は多いでしょう。見た目の自然さも治療で叶えられるのでインプラント治療は多くの人に選ばれている治療法です。
しかし、ごくまれに治療に伴って味覚の変化や障害が起こるケースがあり、その原因は神経や炎症だけでなく、セルフケア不足など日常生活にも関係しています。本記事では、インプラント治療と味覚の関係についてわかりやすく解説し、味覚が変わる原因・障害のリスク・影響・そして治療後にできるケア方法まで詳しくご紹介します。
1. インプラント治療と味覚の関係

インプラントは、歯を失った際に見た目と機能を回復させるための代表的な治療法です。元の歯に近い噛み心地を得られることから、多くの方がインプラント治療を受けるようになりました。しかし一方で、「インプラント治療後に味覚が変わるのでは?」「味覚障害のような影響は出ないのか?」と心配する声も少なくありません。実際に、治療後に一時的な味覚の変化を訴える方はいます。例えば「食べ物の味が薄く感じる」「以前より味が強く感じる」といった症状で、ほとんどの場合は一時的なもので、治療後の経過とともに自然に改善しますが、ごくまれに神経の障害が残り、味覚障害として長引くケースも報告されています。味覚は食生活や生活の質に直結する大切な感覚なので、インプラント治療の影響で味覚が変わる可能性について、事前に知っておくことはとても重要です。
2. 味覚が変わる原因

味覚が変わる原因はいくつか考えられます。ここでは主な要因を整理してみましょう。
① 神経への影響
多くは治療後の時間の経過とともに改善しますが、まれに神経障害が残り、味覚障害につながる場合があります。
② 炎症や感染
③ セルフケア不足
味覚が変わる原因はさまざまですが、共通して言えるのは「治療後のケアや管理が重要」ということです。
3. 味覚障害のリスクと影響
インプラント治療に伴う味覚障害は多くありませんが、ゼロではありません。もし味覚がおかしいなどの障害が起これば、日常生活に大きな影響を与えることになります。例えば、食事をしても味がよく分からなくなれば、食欲が低下し、栄養バランスが崩れる可能性があり、さらに「味が変わる」という状態が続けば、食べる楽しみが減り、生活の質が低下することもあります。また、治療後に感染や炎症が悪化すると、味覚障害が長期化する恐れがあり、この場合、口の中の健康だけでなく全身の健康にも影響が広がるリスクがあります。味覚の変化を軽視せず、障害のサインとして早めに気づくことが大切です。
4. 治療後のセルフケア

① 毎日のケア
② 定期的なメンテナンス
③ 違和感があればすぐ相談
まとめ
味覚の変化は、神経への影響、炎症や感染、セルフケア不足などさまざまな要因で引き起こされます。ほとんどは一時的ですが、放置すると障害が長引き、食生活や全身に悪影響を与えることがあります。
そのため、治療後は日々のセルフケアを徹底し、定期的なメンテナンスを受けることが欠かせません。そして少しでも味覚が変わる、あるいは違和感があると感じたら、迷わず歯科医に相談しましょう。
健康な状態を維持することで、インプラント治療後に快適な生活を送ることができるでしょう。
増田歯科医院では、インプラント治療を検討されている方のために、無料相談を随時実施しております。治療に関する疑問や不安がある方、費用や期間について詳しく知りたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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