静脈内鎮静法とは全身麻酔の直前のような感じで、インプラントの手術中や手術後の不快感がほとんどありません。その上、“呼びかければ応答できる”状態にあり、意識を失わせるような強烈な麻酔ではありませんので、ご安心して頂けます。
この静脈内鎮静法は、インプラントが盛んで痛みにも敏感なアメリカで多く使用されています。全身麻酔のような危険や入院が必要なく、手術後すぐに意識が回復するため、30分程度で帰宅していただけます。
静脈内鎮静法はインプラント手術の不安を和らげることができますので、強い嘔吐反射や歯科治療、手術に対する緊張や恐怖心のために歯科治療が受けられない方にとても有効です。
歯科におけるレーザー治療は、虫歯などの患部をレーザーを照射することによって弾くように削っていきます。
重度の虫歯などには向きませんが、軽度の虫歯などは痛みを感じずに悪い部分を取り除くことができます。
通常のドリルなどで削るよりは時間がかかります。
エアアブレーションとは、酸化アルミニウムの微粒子を高圧で吹きつけて虫歯を吹き飛ばす治療方法です。
強力な風を吹き当てますので、少し冷たさを感じることはあるかもしれませんが、痛みを感じずに虫歯を取り除くことが可能です。こちらの方法も重度の虫歯には向きません。
虫歯を削らずに、3種の抗菌剤を患部に詰めて無菌化する方法です。
虫歯は一度削って治療しても、口の中は菌だらけのため、再発リスクがとても高い病気です。
特に象牙質まで進行してしまった虫歯は、治療後いくら殺菌しても、無菌化することはとても難しいと言われています。この治療法では、抗菌剤を患部に詰めるだけで病巣は無菌化され、虫歯の進行を食い止めることができます。