大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)

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歯科コラム

インプラント治療はなぜ高額なの?

「インプラントの治療は高い」と言われています。確かに、安さを強調している歯科クリニックでもインプラント治療は1本20万円ほどかかりますし、1本40万円を提示している歯科クリニックも少なくありません。
つまり、インプラントの本数を増やすと簡単に数百万円に達し、新車の自動車を買うことができる出費になってしまうということです。
では、なぜインプラント治療は高額になっているのでしょうか。
そして、安くする方法はあるのでしょうか。増田歯科と一緒に見ていきましょう。

■ 高い理由1:高度な手術を行うから

高い理由1:高度な手術を行うから

インプラントの治療費が高くなる最大の理由は、高度な治療を行うからです。
歯科領域だけでなく医療全体を見渡しても、手術中に骨を露出させるインプラント治療には特別な難しさがあります。

例えば、皮膚は少しくらい細菌やウイルスに接触しても問題ないのですが、内臓が細菌などに触れると大きな病気を引き起こしかねません。それは、皮膚に比べて内臓を守るバリアが弱いからです。

そして、人体の中でも最もバリアが弱いのが、骨です。
骨は通常、肉や筋肉に囲まれているため、無菌状態にあります。それだけに、骨が細菌などに触れると簡単に感染してしまうのです。
そして、骨が感染してしまうと、より重大な症状を引き起す可能性があるわけです。

インプラント治療では、歯茎を切開して顎の骨を露出させ、そこにチタン製の人工歯根を埋め込みます。
顎の骨に細菌などが感染したら大変なことになるので、インプラント手術を行う手術室は、通常の治療とは比べ物にならないほど、徹底して清潔さを保たなければなりません。
ただ、清潔を保つために多くの治療材料は使い捨てになるため、その分コストがかかってしまうわけです。

また、インプラント治療では高価な特殊器具を多数使います。これも治療費のコストを押し上げる要因といえるでしょう。

■ 高い理由2:多くの検査が必要なため

インプラントの治療では、検査項目も多くなります。
インプラント治療は、装着後の噛み合わせを想定しながら進めなければなりません。そのため、歯科医の目だけでは足りず、レントゲン撮影、そしてCT画像診断が必要になるのです。
さらに、インプラントの手術では歯茎を切開することになるので、当然のことながら出血します。血の止まりにくさを確認するために、手術前に血液検査をしなければなりません。

この事前の検査だけでも、20,000~50,000円ほどの検査費用がかかってしまうのです。

■ 高い理由3:医療保険が使えないため

インプラント治療では、ごくわずかな例外を除いて、医療保険は使えません。
インプラント治療は自由診療で行うことになり、治療費は全額患者さん負担となります。これも「高さ」の大きな要因になっているわけです。

また、自由診療の場合、治療費は歯科クリニック側が決めることができます。先ほどインプラントの治療費は1本20万~40万円と紹介しましたが、これほど価格差があるのは自由に料金設定できるからなのです。

■ インプラントの治療費の構成

インプラントの治療費の構成

インプラントの治療費の構成は、おおよそ次の通りとなっています。
●検査、診断:20,000~50,000円
●人工歯根を埋め込む手術代:100,000~200,000円
●人工歯の費用:80,000~150,000円
●総額:200,000~400,000円

料金は目安とお考えください。歯科クリニックによって、まったく異なる場合があります。

■ 高いなりのメリット1「使い心地が良い」

インプラントの治療費を安くする方法は、1度の手術で挿入するインプラントの本数を多くして、1本あたりの単価を下げることくらいしかなさそうです。
何回かに分けてインプラントを入れるより、1度に入れてしまった方が手術の回数を減らせるため、コストダウンも可能になります。

しかし、インプラントには「高いなりのメリット」が3つほどあります。
1つ目のメリットは、使い心地が良いことです。

インプラントの治療で使う歯の根(人工歯根)は、様々な金属の中でも特に硬いチタンです。その人工歯根を顎の骨に直接埋め込みますので、治療後の噛み心地はほとんど天然の歯と変わりません。
これは、入れ歯やブリッジによる治療では得られないメリットといえるでしょう。

■ 高いなりのメリット2「長期間使える」

インプラント治療で顎の骨に埋め込む人工歯根は、人によっては半永久的に使い続けることができます。
人工歯根に付ける人工歯は、10年ぐらいで交換が必要になるかもしれませんが、それでも人工歯根はそのまま使えるのです。

人工歯根を顎の骨に埋め込む手術代は100,000~200,000円ほどですので、仮にこの人工歯根を30年使ったら、1年当たりのコストは3,333円~6,666円ほどになります。

■ 高いなりのメリット3「医療費控除が使える」

高いなりのメリット3「医療費控除が使える」

インプラントの治療費を受けると、税金を計算するときの「医療費控除」の対象になるので、税金が安くなる可能性があります。
医療費控除という制度を使って税金を安くするには、自分で税務署に確定申告をしなければなりません。
家計全体では、「税金が安くなった分、治療費が割り引かれた」と考えることもできます。
インプラントの治療を受けた方はぜひ、税務署に相談してみてください。

■ 「値段相応の価値」を見いだせるかどうか

インプラントの治療費は、保険治療の自己負担額と比べるとその高さが際立ちますが、高度な治療を行っていることや、人工歯根は半永久的に使える可能性があることを踏まえると、「値段相応の価値がある」といえるのではないでしょうか。
インプラント治療を検討する際は、ぜひ歯科医の意見も聞いてみてください。

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