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歯科コラム

入れ歯のスペシャリストが作る「一日で出来上がる義歯」とは?

健康な歯ときれいな歯並びは、全身の健康を保ち、健康寿命を延ばすことにもつながります。ものをきちんと噛むことで消化が促進され、内臓の働きを助けるほか、噛むという行為によって脳に血液を循環させ、脳の活性化を図るからです。
実際、ある調査によると、歯の数が多い高齢者のほうが、転倒や認知症にかかるリスクが少ないことがわかっています。
しかし、不慮の事故や歯周病などの病気で、自分の歯を失ってしまうこともあります。そうした場合は、義歯(入れ歯)で歯並びを整える治療を行うことになります。

■ 義歯ができるまでの流れとは

義歯ができるまでの流れとは

義歯を作るまでの流れは、一般的に以下のようになります。
まず、歯科でカウンセリングと診察を行い、今後の治療方針を決定します。義歯に対する不安や疑問点がある場合は、事前にしっかり担当の歯医者さんと話し合うことが大切です。
次いで、模型作製のための歯型取り・お口の写真撮影・レントゲン撮影などの各検査を行います。治療の方針が決定したら、自費診療の場合は費用の見積もりをすることができる様になります。自費治療の義歯は、患者さんひとりひとりの状態に合わせた高性能なものができる反面、費用が数十万円単位でかかることもありますので、きちんと見積もりを確認しましょう。
歯型が出来上がったら、歯科医師の指示をもとに歯科技工士が義歯の作成にとりかかります。歯科技士が常駐している場合は、より綿密な打ち合わせをしながら製作が可能です。
義歯ができあがったら、患者さんに実際に装着してもらい、噛み合わせや見た目などを細かくチェックしていきます。ここで手を抜くと、外見に違和感があったり、装着感のよくない義歯になり、日常生活を快適に送れなくなりますので、手を抜いてはいけません。
こうして、患者さんの生活を支える義歯が完成するのです。

■ 抜歯後の困難を防ぐ「1日でできる義歯」

こうした流れをみると、義歯の作成にはさまざまな工程があることがわかります。一般的な入れ歯は、抜歯後2週~6ヶ月間、歯ぐきの形が落ち着くのを待ってから、入れ歯のための型取りをし、作成にとりかかります。しかし、もし抜歯をしたあとにすぐ義歯が装着できなければ、食事や会話など日常のさまざまな場面で不便が生じますし、外見も大きく変わってしまいます。
そうした困難を避けるために、最近では1日で仕上がる義歯も登場しています。

■ 即時義歯が1日でできる理由、メリットとデメリット

即時義歯が1日でできる理由、メリットとデメリット

1日でできる義歯「即時義歯」は、あらかじめ抜歯をする前に歯と歯茎の模型を作ってしまいます。そしてこの模型上で、後日抜歯する予定の歯を削り取ってしまい、抜歯後の状態を想定し義歯を作ります。そして、義歯が完成し、入れる直前に抜歯をします。
即時義歯が用いられるのは、重度の歯周病でまとめて抜歯する場合など、緊急性の高いケースがほとんどです。もちろん健康保険も適用できます。
即時義歯だと、抜歯したあとにすぐ入れ歯を入れられるので、審美的な回復は早いのですが、仮想の模型上で作成した義歯なので、実際装着すると違和感や痛みを生じることもあります。また、総義歯(総入れ歯)の場合、装着を続けていると顎の骨が痩せてきます。そうなると、1~3カ月の短期間で骨と入れ歯のあいだに隙間が出来て、義歯が合わなくなってきます。こうした場合は修理が必要ですが、健康保険適用の入れ歯の場合、前回製作日から6カ月間間隔をあけなくてはいけないというルールがあります。

■ 納期を優先するよりも、納得のいく義歯づくりを

冒頭でも述べたように、きれいで健康な歯並びは、健康で充実した生活を送るために大切です。一方で、せっかく義歯で歯並びを補ったとしても、装着時に不快感があったり、何度も何度も短期間で作り直しが必要になるようでは、患者さんのQOL(生活の質)を高めることにはつながりません。
とくに、はじめて義歯を装着する人は、「きちんと食事ができるか」「顔が変わってしまったらどうしよう」「急に義歯が外れて、周りに入れ歯だということが知られたらどうしよう」など、さまざまな不安を抱えていることもあります。そうした不安も、歯科医との綿密なコミュニケーションときちんとした検査、作成後の仕上がりチェックなどを経て出来上がった精度の高い義歯であれば、ほとんどの場合解決できます。また、保険適用の義歯は構造や使用できる材料に制限がありますが、自費治療の場合は見た目に違和感の少ない素材を使用したり、構造を工夫したりと、より装着感がよく審美的にも優れた義歯を作成することが可能です。
歯のない生活は不便ではありますが、装着を急ぐあまり納期を優先して義歯を作成するよりも、きちんとした手順を踏んだうえで、納得のいくものを作成したほうが、のちのちよい結果につながることも多いものです。即時義歯のメリットとデメリットを踏まえたうえで、患者さんひとりひとりの状態に合わせて治療方針は決めていくべきでしょう。

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