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インプラントの喫煙リスクって?治療の失敗を防ぐために
喫煙者はインプラントの治療ができない?
「タバコを吸っているとインプラント治療ができない」と思っていませんか?実は、喫煙がインプラント治療に与えるリスクを理解し、適切な対策を取ることで、失敗のリスクを減らすことができます。今回は、喫煙がインプラントに与えるリスクや対策について詳しく解説します。喫煙中でもインプラントを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
LINEで配信中!友達参加はこちら喫煙者でもインプラント治療は可能?
喫煙歴や口腔内の状態によっては、喫煙者でもインプラント治療を受けることは可能ですが、インプラント手術前後の1週間は禁煙することが条件です。さらに、インプラント手術後の約3~6ヶ月間は、インプラントと顎骨が結びつく重要な治癒期間です。この期間中も禁煙を続けることで、インプラントの成功率が高まります。
加熱式タバコも禁煙の対象です
加熱式タバコはインプラントに害がないとよく勘違いされています。しかし、加熱式タバコにもインプラント治療に影響を与えるニコチンなどの成分が含まれています。一方で、電子タバコの中にはニコチンを含まないものもあるため、歯科医師に相談し、どの製品が適切か確認することが大切です。
喫煙がインプラントに与える3つのリスク
タバコはインプラント治療において失敗のリスクを高める原因となります。非喫煙者と比べて、喫煙者には以下のようなリスクが考えられます。
血管が収縮
喫煙によって血管が収縮し、歯茎や顎骨への血流が減少します。血液は組織に酸素や栄養を供給する重要な役割を果たしており、インプラント手術後には十分な栄養が必要です。血流が低下すると、インプラント周囲の骨や歯茎が正常に治癒しにくくなり、インプラントの失敗のリスクが高まります。
免疫機能の低下
タバコは白血球の数を減少させ、免疫力を低下させます。このため、インプラント後に感染を引き起こすリスクが高まります。特にインプラント手術後は細菌感染が治療の失敗に直結するため、喫煙者は通常よりも慎重に対応する必要があります。
インプラント周囲炎のリスク増加
インプラントは歯周病菌に感染すると、その進行が早くなります。さらに喫煙により唾液の分泌量が低下するなどの影響が重なると、インプラントが脱落するリスクが高まります。喫煙者は非喫煙者よりもセルフケアに一層の注意が必要です。
インプラントを成功させたいなら禁煙を
インプラント治療は自費治療でコストもかかります。喫煙者のインプラント脱落率は非喫煙者と比べて2倍と言われています。本気でインプラントを成功させたい方には禁煙をおすすめします。禁煙をお考えの方は、歯科医に相談し、禁煙外来を紹介してもらうことも可能です。インプラント治療を受ける前に禁煙を決意し、その後も継続的に禁煙を維持することが、インプラント成功のために最も重要なポイントです。
増田歯科医院は禁煙のサポートも行います
インプラント治療は、喫煙によって失敗のリスクが高まる治療です。喫煙中でインプラント治療をお考えの方は、タバコのリスクを正しく理解し、治療期間中は歯科医師の指示に従って生活を見直しましょう。インプラントの成功を目指すためにも、禁煙を検討することをおすすめします。当院では、喫煙中の方にインプラント治療を受けていただけるよう、徹底したサポートを行っています。また、禁煙をお考えの方には禁煙外来のご相談にも丁寧に対応いたします。ぜひご相談ください。