大阪の京橋本院・守口院・門真院に展開している
増田歯科医院では、「増田歯科通信」を配信しています。
この通信では、インプラントに関する豆知識や
患者様から寄せられるお悩みを解決するためのサポート
として、役立つコラムを随時更新しています。
ぜひご覧ください。
インプラントと高額療養費の基礎知識

インプラントと
高額療養費治療費について
インプラント治療を検討されている患者様の多くが気にするのが「費用」です。健康保険が使えない自由診療であるため、「治療費はどれくらいかかるの?」「高額療養費制度は使えるの?」といった疑問を抱えて調べる方が増えています。では、インプラント治療を受けた場合、高額療養費制度はどのように関係するのでしょうか。
LINEで配信中!友達参加はこちら高額療養費とは?
1か月の医療費が一定額を超えた場合、超えた分を国が負担してくれる公的制度です。健康保険に加入している方であれば誰でも利用できます。
高額療養費のポイント
・年齢・所得に応じて上限額が決まっている
・上限を超えた分は払い戻される
・申請することで数万円〜十数万円が戻ることもある
入院や手術などで医療費が高額になった際、この制度を利用することで自己負担が大きく軽減されます。
インプラント治療に高額療養費制度は使えるのか?
インプラント治療を検討するときにまず気になるのが「高額療養費制度は使えるのか」という点です。結論として、この制度が適用されるのは保険診療のみであり、インプラントは自費診療のため対象外となります。
なお、まれにインプラントが保険適用となるケースもありますが、これは先天的な疾患や事故による広範囲の欠損など、きわめて限定的な条件を満たす場合のみです。
保険が適用されるインプラント治療


・事故による広範囲な顎骨欠損
・腫瘍切除後の大きな欠損
・先天性疾患による顎の欠損
・医科での顎骨再建が必要な症例
このようなケースは、大学病院の口腔外科や特定の医療機関で治療されることが多く、一般的な歯科医院で行うインプラントとは大きく異なります。
高額療養費制度と混同しやすい医療費控除
高額療養費と混同されやすい制度に「医療費控除」があります。医療費控除はインプラント治療も対象となり、1年間に支払った医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。
インプラントの医療費控除で対象になるもの


・インプラント手術費
・インプラント体・アバットメント・上部構造の費用
・CT撮影などの検査
・静脈鎮静法の費用
・通院にかかった公共交通機関の移動費
費用に不安を感じている方へ
インプラント治療にかかる費用は、口腔内の状態や治療方法によって大きく異なるため、調べただけでは分からない点が多いのが実情です。納得して治療を進めるためにも、一つの医院だけでなく、セカンドオピニオンを活用して複数の意見を聞くことをおすすめします。
セカンドオピニオンで聞くポイント
① 提案されている治療計画が適切か

② 骨の状態(CT画像)の説明が分かりやすいか

③ 費用の内訳が明確か

④ リスクとメリットを両方説明してくれるか

⑤ 他の治療法との比較をしてくれるか

費用の負担が気になる方は
ご相談ください
インプラント治療は、噛む力の回復・見た目の自然さ・耐久性など、多くのメリットが期待できる治療です。費用面の不安をしっかり解消し、納得したうえで治療に臨むことが重要です。
増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)では、インプラントの無料相談を随時受け付けています。治療内容や費用に不安がある方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。