大阪の京橋本院・守口院・門真院に展開している
増田歯科医院では、「増田歯科通信」を配信しています。
この通信では、インプラントに関する豆知識や
患者様から寄せられるお悩みを解決するためのサポート
として、役立つコラムを随時更新しています。
ぜひご覧ください。
増田歯科通信
症例ブログ
インプラントコラム

糖尿病でも

6.5%以下:健常者とほぼ同じ成功率が見込める
7.0〜8.0%前後:慎重な管理下で実施可能な場合あり
8.0%以上:感染や合併症のリスクが高く、治療前の改善が必要
実際に、2021年の臨床研究では、適切に血糖コントロールされ管理されている糖尿病患者と非糖尿病患者との間で、インプラント治療の生存率に有意差がなかったことが報告されています。
参考文献

高血糖状態では免疫機能が低下しやすく、インプラント手術後に細菌感染を引き起こす可能性が高まります。特に「インプラント周囲炎」は放置すると骨吸収を引き起こし、インプラントの脱落に繋がることもあります。

糖尿病では血流障害や酸素供給の低下が起きやすく、術後の傷の治癒が遅れる傾向にあります。手術部位の回復に時間がかかることで、感染や炎症のリスクも高まります。

骨は骨吸収と骨形成という代謝を繰り返し維持されていますが、糖尿病ではこのバランスが崩れ、骨吸収が進みやすくなるといわれています。

インプラント治療を検討する前後はもちろん、術後もしっかりと血糖値を管理することが、合併症予防に直結します。特に食事・運動・服薬の見直しが重要です。

術後は、口腔内の環境をいかに清潔に保つかが非常に重要です。糖尿病の方は、インプラント周囲炎をはじめとしたさまざまなリスクが高まるため、細菌の繁殖を防ぐことが治療の成功を左右します。

インプラント治療を検討する前後はもちろん、術後もしっかりと血糖値を管理することが、合併症予防に直結します。特に食事・運動・服薬の見直しが重要です。
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糖尿病だとインプラントできないって本当?

糖尿病でも
インプラントを諦めないために
糖尿病があるとインプラント治療を受けられないと聞いて、諦めた経験はありませんか?確かに、糖尿病はインプラント治療のリスク要因となることがあり、注意が必要なケースもあります。しかし、現在では血糖コントロールが適切であれば、インプラント治療が可能な場合も多いことがわかっています。このコラムでは、「糖尿病があってもインプラントはできるのか?」という疑問にお答えするとともに、後悔しない治療選びのために知っておきたい3つの重要ポイントをご紹介します。ここにテキストが入ります
LINEで配信中!友達参加はこちらインプラント治療の可否はHbA1cが基準
糖尿病の方がインプラント治療を検討する際、最も重視されるのがHbA1c(ヘモグロビンA1c)という血糖状態の指標です。HbA1cは、過去1〜2か月の血糖コントロールの平均状態を反映しており、医師が治療の可否を判断する際の重要な基準となります。
HbA1cと治療判断の目安

7.0〜8.0%前後:慎重な管理下で実施可能な場合あり
8.0%以上:感染や合併症のリスクが高く、治療前の改善が必要
実際に、2021年の臨床研究では、適切に血糖コントロールされ管理されている糖尿病患者と非糖尿病患者との間で、インプラント治療の生存率に有意差がなかったことが報告されています。
参考文献
糖尿病があたえる悪影響とは
糖尿病がインプラント治療に与える影響は複数あります。これらを理解し対処することで、治療の生存率を高めることができます。
術後感染のリスク

傷の治りが遅い

骨の再生力が弱まる

インプラント生存率をあげるために重要なこと
糖尿病の方は、非糖尿病の方に比べてインプラント治療のリスクが高いため、より徹底した管理体制と血糖コントロールが重要です。ご自身の健康状態を意識することも大切です。
血糖コントロールの徹底

口腔環境の清潔さ

血糖コントロールの徹底

糖尿病でも自分に合った治療を
糖尿病でもインプラント治療を完全に諦める必要はありません。重要なのは、今の健康状態を正しく把握し、信頼できる歯科医と連携してしっかりと準備を進めることです。
当院では、糖尿病をお持ちの方にも安心して治療に臨んでいただけるよう、医科との連携体制をはじめ、術前検査や専門医による診断・アフターケアまで体制を整えています。「自分も治療を受けられるのだろうか」と不安に感じている方も、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、糖尿病をお持ちの方にも安心して治療に臨んでいただけるよう、医科との連携体制をはじめ、術前検査や専門医による診断・アフターケアまで体制を整えています。「自分も治療を受けられるのだろうか」と不安に感じている方も、ぜひ一度ご相談ください。