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ンプラント治療後に唇がしびれる!?もしかして「神経損傷」かも?



「手術後に唇がしびれる…」

「腫れやしびれがなかなか治らず気になる」

こんな悩みを感じたことはありませんか?

インプラント治療後に起こるトラブルの中でも、特に注意が必要なのが「副鼻腔の炎症」「インプラントが上顎洞に入り込むトラブル」、そして「神経損傷」の3つです。

この中でも、とくに治療しても改善しにくいのが「神経損傷」です。

神経に損傷があると、唇やあごのしびれ、ピリピリとした違和感、あるいは感覚の鈍さが長く続くことがあります。

では、神経損傷はどのような原因で起こるのでしょうか?また、治療法にはどんなものがあるのでしょうか?

この記事では、神経損傷の原因や症状、対処法についてわかりやすく解説します。

インプラント手術による「神経損傷」とは?

(1)神経損傷が起きる部位

神経損傷が発生しやすいのは、下あごの奥歯のインプラント手術のときです。
上あごには、インプラントを埋め込む部分に神経が通っていないことが多いため、損傷するリスクは非常に少ないとされています。
一方で、下あごには「下顎管」という管が通っており、その中には「下歯槽神経」と血管がありますが、インプラントを埋め込む際にこの神経に近づきすぎたり、誤って傷つけてしまうことで、神経損傷が起こります。

(2)神経に影響を与えるパターン

神経に影響を及ぼすケースには、大きく2つのパターンがあります。

(1)神経損傷が起きる部位

インプラントや他の治療中に神経を直接傷つけたり、切断してしまうことで、親知らずの抜歯や骨の切開でも起こる可能性があります。

②神経圧迫

神経を直接傷つけていなくても、インプラントが神経を押しつけるような状態になると、圧迫により痛みや麻痺が現れることがあります。

インプラント手術による神経損傷の原因

神経損傷の主な原因は、インプラント手術中に使うドリルが神経に近づきすぎたり、接触してしまうことです。また、インプラント体の位置や角度がずれることで、神経を傷つけたり圧迫してしまうケースもあり、手術の精度が高くない場合や、術前の診断・設計が不十分な場合にリスクが高まります。

神経損傷の主な症状

神経に損傷があると、次のような症状が現れることがあります。

①持続的な痛み

術後数日たっても痛みが引かず、むしろ悪化する場合は神経への影響が考えられます。

②感覚の麻痺

下唇やあごの感覚が鈍くなり、触っても感覚がわかりにくくなることがあります。

③しびれ

下唇や舌、オトガイ部(あごの先)にピリピリとしたしびれを感じることもあります。

神経損傷ではない術後の痛みとの見分け方


痛みやしびれがあるからといって、すぐに神経損傷であるとは限りません。 以下のような症状は、手術後に誰でも経験する可能性があり、時間の経過とともに自然に回復することが多いので手術前に知っておくのが良いでしょう。

①腫れやあざ、膿が出る

これらは術後の一時的な炎症や感染によるもので、神経損傷とは関係ありません。ただし膿や黒っぽい痰が出る場合は感染の疑いがあるため、早めに歯科医院を受診しましょう。

② 一時的なしびれや麻痺

麻酔の影響や一時的な刺激によるしびれであれば、数日〜1週間ほどで治まることがほとんどです。

③症状が改善していく場合

日を追って良くなっているなら、過度に心配する必要はありませんが、数週間以上たっても症状が続く場合は、念のため診察を受けましょう。

神経損傷が疑われる場合の治療法

インプラント治療後に神経損傷が疑われる場合、早期の発見と対応が重要になります。ここでは、神経損傷が疑われる場合の治療法について説明します。

①神経修復手術

神経が切断されている場合、最も効果的な治療法は神経修復手術です。手術では、切れた神経を縫合するか、場合によっては他の部位から神経を移植することもあり、早期に治療を行うことで回復する可能性が高くなります。
遅れると、神経の再生能力が低下し、治療後も感覚が完全には戻らないことがあります。そのため、神経損傷を疑った段階ですぐに専門の医師に相談ましょう。

②インプラントの除去

インプラントが神経に接触していたり圧迫している場合、そのままインプラントを放置することは非常に危険で、インプラントの除去が検討されることがあります。
インプラントが神経に触れている場合、圧迫が続くと神経損傷が悪化し、痛みやしびれが増す可能性があり、撤去後に再度インプラントを埋めることもありますが、神経に与える影響を最小限に抑えるためには、早期に問題を特定して適切な処置を取ることが求められます。

③神経ブロック治療

神経損傷による強い痛みを和らげるために、神経ブロック治療という名前の治療が行われることもあります。
神経ブロックは、痛みを引き起こしている神経の伝達を一時的に遮断する方法で、この治療法は、痛みが強く、他の治療が難しい場合には有効ですが、あくまで痛みの緩和が目的であり、根本的な神経の回復を促すものではないため、長期的な治療が必要です。

④近赤外線や鍼灸などの補助療法

近赤外線治療や鍼灸治療も、神経損傷後の回復をサポートする補助療法として用いられることがあります。
近赤外線照射は、血行を促進し、神経の再生を促す効果が期待され、鍼灸治療は、神経の回復をサポートするために痛みを緩和し、血流を改善することができます。これらの療法は、主に補助的な治療として位置付けられ、他の治療法と併用することが一般的です。

神経損傷を防ぐために

インプラント治療において、神経損傷のリスクを避けるためには、手術前の準備が非常に重要になります。以下3つのポイントに注意して、信頼できる歯科医院を選びましょう。

①CTや3D診断など最新機器を使っているか

最新の機器を使った精密な診断は、神経損傷のリスクを大きく減らすために欠かせません。特にCTや3D診断を使用することで、インプラント手術前に神経の位置を正確に把握することができ、インプラントが神経に近い位置に埋め込まれないようにすることが可能になります。

②実績や経験豊富な歯科医師かどうか

インプラント治療は技術が要求される手術であるため、経験豊富で実績のある歯科医師に施術を受けることが、神経損傷のリスクを減らすために重要になります。手術の技術や判断力が高ければ、万が一のトラブルを最小限に抑えることができます。

③万が一の対応方針を事前に確認

トラブルが発生した場合の対応方針について、事前に確認しておくことも大切です。もし神経損傷が疑われる場合にどのような処置が行われるのか、治療方針について納得できる説明を受けておくことで、安心して治療を進めることができます。

まとめ

今回は神経損傷の原因や症状、対処法について解説してきましたがいかがでしたか?
インプラント治療は多くの人にとって満足度の高い治療法ですが、神経損傷のようなリスクもゼロではありません。
安心して治療を受けるためには、歯科医院の選び方や術前の診断がとても大切です。少しでも腫れや痛みなどの異変を感じたら、すぐに相談し、早めの対応を心がけましょう。
増田歯科医院では、インプラント治療を検討されている方のために、無料相談を随時実施しております。治療に関する疑問や不安がある方、費用や期間について詳しく知りたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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