大阪の京橋本院・守口院・門真院に展開している
増田歯科医院では、「増田歯科通信」を配信しています。
この通信では、インプラントに関する豆知識や
患者様から寄せられるお悩みを解決するためのサポート
として、役立つコラムを随時更新しています。
ぜひご覧ください。
増田歯科通信
症例ブログ
インプラントコラム


特に前歯を失った場合、歯がない状態では見た目の印象に大きな影響があります。仮歯を装着することで、治療中でも自然な口元を保ち、人前で話したり笑顔を見せるときの不安を軽減できます。

歯を失ったままにすると、周囲の歯が傾いたり噛み合わせがずれることがあります。仮歯を入れることで、歯の位置や噛み合わせを保ち、最終的な人工歯を正確に合わせる準備ができます。

術後は、インプラント体と骨がしっかり結合するのを待つとともに、歯ぐきの形が自然できれいに整うまで経過を観察します。この期間が、最終的な人工歯を正しく装着するための大切な準備期間となります。

口の中には沢山の細菌が存在します。仮歯は術後の傷口をカバーし、細菌の侵入を防ぐ役割を果たします。感染を防ぐことは、インプラントと骨の結合を安定させるためにも非常に重要です。

歯がないと空気が漏れて発音しにくくなることがあります。特に前歯は発音に深く関係しているため、仮歯を装着することで滑舌を保ち、治療中も快適に過ごせます。

仮歯は通常の詰め物より粗く、汚れがつきやすいため、やさしくブラッシングして清潔に保ちましょう。

仮歯はレジン素材は割れやすいため、せんべいやナッツなどは避けてください。

キャラメルやガムなどは、粘着性がつきやすく仮歯が外れる原因になります。

仮歯装着中は、なるべく手術部位での咀嚼を避けましょう。骨の結合などに影響が出る可能性があります。
インプラントの仮歯の役割とは?注意すべきポイント

インプラント治療で仮歯は必要?
インプラントでは、治療途中で装着する「仮歯(かりば)」が、見た目や噛み合わせ、治療の安定に大きく関わっています。「仮歯は一時的なものだから必要ないのでは?」 「長い期間つけると不安…」このような疑問を持つ方も少なくありません。
そこで今回は、インプラント治療の仮歯ついてわかりやすくご説明します。治療前の方はぜひ参考にしてください。
仮歯が果たす5つの重要な役割
インプラント治療では、チタン製の人工歯根をあごの骨に埋め込み、上部構造をセットするまでの間に使用するのが「仮歯」です。歯科用プラスチックで作られ、以下のような役割を補います。
① 見た目を自然に保つ

② 噛み合わせと歯列を安定させる

③ 歯ぐきの形や骨の結合の安定

④ 細菌感染を防ぎ、インプラントを守る

⑤ 発音への影響を防ぐ

仮歯の装着タイミングと期間
仮歯は基本的にインプラント手術後の抜糸が終わってから装着しますが、前歯など部位や状態によっては手術当日〜1週間以内に装着することもあります。装着期間は一般的に2〜6か月ほどで、この間にインプラントと骨の結合や歯ぐきの状態の確認を行い、最終的な人工歯へと進みます。
仮歯の期間中の4つの注意点
仮歯はあくまで一時的な歯です。以下の点に注意することで、トラブルを防ぎ、治療をスムーズに進めることができます。
① やさしく丁寧に歯磨きを行う

② 硬い食べ物は控える

③ 粘着性のある食べ物も避ける

④ 術部位と反対側で噛む

仮歯が脱離や破損したらどうする?
万が一、仮歯が外れた場合は、ご自身で戻そうとせず、保管して早めに歯科医院へご連絡ください。自己判断で戻すと、噛み合わせやインプラント体に影響を与える可能性があります。迅速な対応が大切です。
仮歯期間中のご不安もお気軽にご相談下さい
仮歯は「仮」という言葉から軽く考えられがちですが、インプラント治療の成功を支える非常に重要なステップです。増田歯科医院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせて仮歯を設計・調整し、見た目・機能・治療の安定を丁寧にサポートいたします。仮歯やインプラント治療に不安や疑問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。