今日から始める虫歯予防の生活習慣!

子どもの頃から虫歯になりやすい人がいるかと思うと、デンタルケアにそれほど熱心ではないのに虫歯になりにくい人がいます。遺伝や歯の性質もありますが、多くの場合は生活習慣によるものです。

■ 赤ちゃんに虫歯菌を移さないようにするために

赤ちゃんに虫歯菌を移さないようにするために

主に口の中で活動する「ミュータンス菌」が、多くの場合虫歯の原因になります。実はこの菌は歯がない人や生まれたばかりの赤ちゃんには存在しません。虫歯菌を持っている大人が赤ちゃんにキスをしたり、口移しや同じスプーンで食べ物を与えていると、虫歯菌もいっしょに移ってしまいます。虫歯菌は硬い組織に棲む性質があるので、歯が生え始めると虫歯菌が移る可能性があります。3歳までにどのくらい虫歯菌が移ったかによって、大人になってから虫歯になりやすいかどうかが変わってくるともいわれています。
とはいえ、赤ちゃんにキスをしたり、食べ物を与えたりはスキンシップや日々の育児の一環としてゼロにすることは難しいでしょう。赤ちゃんへの虫歯感染を減らすためには家族のお口の中を清潔に保つことが大切です。とくに、妊娠中の女性は虫歯や歯周病になりやすいので、妊娠4~7カ月の安定期に入って体調が安定したら歯医者さんを受診して、歯科検診を受けましょう。

■ お口の中のプラークが虫歯の温床になる

虫歯の原因として、口の中のプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌のかたまりがあります。プラークは、歯についた食べかすや歯磨きでとれなかった磨き残しなどが、口の中の細菌と混じり合ってできます。このプラークは、飲食物に含まれる糖分が細菌のえさになるだけでなく、時間がたつにつれて酸を出すようになります。この酸が歯の表面をとかすことで再石灰化しにくくなり、虫歯になるのです。このプラークをいかに防ぐかが、虫歯予防で大切になります。

■ 規則正しい食事が虫歯を防ぐ

まず、だらだら食べる食習慣をやめましょう。飲食の回数が増えるほどに、口の中が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯になりやすくなります。例えば、同じ量のチョコレートを食べるにしても、「1回ですべて食べる」のと「数回にわけてだらだらと食べる」のでは、後者のほうが虫歯になりやすくなります。また、甘い飲み物を飲むのが好きという人も、口の中が酸性になりやすく虫歯の原因になります。甘いものを食べるときは、おやつとして食事後数時間してから食べるよりも、食後にデザートとして合わせて食べることをおすすめします。規則正しい食事で歯の再石灰化を促すことが、虫歯を防ぎます。

■ 食べ物はしっかりとよくかむ

食べ物はしっかりとよくかむ

食事をするときは、しっかりとかむようにしましょう。ものをかむと、唾液腺が刺激されて唾液が出てきます。唾液は、食べ物の消化を助けるとともに、抗菌作用があるので虫歯を防ぎます。ダイエットのために食事の回数を減らしたり、やわらかいものばかり食べていたりすると、唾液が出にくくなり、口の中が乾燥してきます。口の乾燥も、虫歯予防の大敵になります。

■ 歯磨きができないときは、ガムやうがいだけでもOK

歯磨きは、できれば食後にすませるとよいでしょう。しかし、外出先などで歯磨きがすぐにできないということがあります。そういうときは、キシリトール入りのガムをかんで唾液の分泌と歯の再石灰化を促すようにします。また、口の中に食べかすが残らないようにするために、うがいだけでもしておくとよいでしょう。
食後の歯磨きができなくても、寝ているあいだは唾液の分泌量が減るので、就寝前にはきちんと歯磨きをするようにしてください。寝る前はできるだけものを食べないようにしましょう。
普通の歯ブラシだけでなく歯間ブラシや糸ようじも一緒に利用するとより効果的です。

■ 喫煙している人は虫歯や歯周病になりやすい

喫煙している人は、虫歯になりやすいともいわれています。たばこを数本吸っただけで、1日に必要なビタミンCの量を破壊してしまいます。ビタミンCが欠乏した歯茎はプラークがつきやすく、虫歯の温床になります。歯垢や歯石に加え、たばこを吸っていると口の中が乾きやすくなるので、虫歯や歯周病を誘発するのです。
喫煙すると血液内の酸素濃度が低下して血行が悪くなるといわれます。歯周病や虫歯の治療を受けたとしても、喫煙しない人に比べて治療の効果が落ちてしまいます。
また、直接たばこを吸わなくても、吸っている人から煙を吸い込む受動喫煙でも虫歯になりやすいといわれています。小さい子どものいるご家庭などはとくに、副流煙による子どもの虫歯にも気をつけるべきでしょう。

■ 虫歯予防にフッ素を活用しよう

虫歯予防には「フッ素」が効果的です。歯医者さんで塗布するような高濃度のフッ素でなくても、薬局やスーパーなどで市販されている「フッ素配合の歯磨き粉」や、歯磨きの後に使う「フッ素配合ジェル」なども、プラーク中の細菌の活動を抑える効果があります。
ちょっとした生活習慣を変えるだけで、虫歯を防ぐことができます。今日から虫歯予防の生活習慣をはじめてみませんか。

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