大阪市都島区の伝統野菜「毛馬きゅうり」を紹介!実はきゅうりには歯磨き効果があるんです

増田歯科医院がある大阪市都島区の伝統野菜「毛馬きゅうり」は、他のきゅうりに押され一時期生産されなくなった経緯があります。きゅうりと歯は一見無関係に感じますが、きゅうりには歯磨きの効果があるといわれているのです。今回は、「毛馬きゅうり」の歴史と特徴や、きゅうりにおける歯磨きの効果、さらにきゅうり以外の歯磨きに効果が期待できる野菜などについてご紹介いたします。

■ 日本でも古くから食されてきた野菜のきゅうり

日本でも古くから食されてきた野菜のきゅうり

きゅうりはウリ科キュウリ属のつる性1年草です。原産地はインドヒマラヤ山脈といわれ、3000年ほど前から栽培されていました。紀元前に、中国に伝わり、そのときに西方の胡国から字を取って胡瓜(きゅうり)と呼ばれるようになります。平城京出土の木簡には胡瓜の文字が見られ、6世紀の天平時代にはすでに伝わっていたようです。しかし、江戸時代の中期までは、苦くて、味を楽しむというより水分補給のために食べる人気の低い野菜でした。17世紀に品種改良がされ苦さもなくなり、本格的に栽培されるようになります。

■ 大阪府都島区の野菜生産の歴史

1300年前の飛鳥時代、大阪市都島区はまだ不毛の砂州に過ぎませんでした。平安時代に民家が建てられ村が形成されます。しかし、川の氾濫が頻繁な土地で、1626年に治水工事が行われ耕作がされるようになりました。砂質の土壌が適していたため、野菜の栽培が盛んに行われるようになります。1651年に大坂に青物市場が開かれると、野菜の供給は増え生産量も増えました。

■ 江戸時代終わりから栽培された幻の野菜!大阪府都島区の「毛馬きゅうり」

大阪市都島区の名産「毛馬きゅうり」は、1860年に栽培されていた記録があります。ただ現代のように生で食べていたわけではありません。1790年ごろには、きゅうりを粕漬けにして広く大坂で販売されていた記録があり「毛馬きゅうり」もそのように食べられたと考えられます。1888年の大阪府のきゅうり生産量は約435万キログラムで最盛期を迎えますが、1904年の日露戦争後に輸入された中国からの品種に押され、昭和の初めごろには生産されなくなりました。

■ 「毛馬きゅうり」は漬け物や酢の物、炒め物向き!

「毛馬きゅうり」は漬け物や酢の物、炒め物向き!

「毛馬きゅうり」が復活したのは1998年になってからです。大阪府立みどりの総合技術センターの前身となる農事試験場が、農林水産省へ分譲していた種を使って行いました。長さは30~45センチメートルで直径は2~3センチメートルと、他のきゅうりと比べ細長いのが特徴です。一般に多く出回っている白イボ系とは異なる黒イボ系の品種で、水分は少なくしっかりとした歯ごたえになります。肩の部分はあくが強く苦みを感じますので、調理には注意が必要ですが、歯ごたえがよく漬け物や酢の物、炒め物向きです。

■ きゅうりの歯の健康のための効果の第一は唾液

きゅうりの歯の健康に関する効果は、唾液です。きゅうりは、食物繊維を多く含有するため、よく噛む必要があります。そのため口腔内で唾液が分泌されやすくなるのです。唾液は口腔内の乾燥をふせぎ、ラクトフェリン、リゾチームなどの殺菌効果のある物質を多く含みます。さらに虫歯の原因になる虫歯菌の酸を中和し弱める作用もあるのです。さらに、歯の表面を守る膜をつくり、酸化した歯を中性に戻してくれます。他にも虫歯の部分を再度石灰化するなど、虫歯になった歯にも効果が期待できるのです。

■ 特に幼児には効果的なきゅうりの歯磨き効果!

唾液だけでなく、きゅうりは適度の固さのある繊維質の野菜で、十分なそしゃくは必要なため歯や歯茎が鍛えられ健康になることが期待できます。また、繊維質は研磨剤に似た成分が含まれているため、歯垢の掃除にもなるのです。特に歯磨きの苦手な幼児には歯磨きとあわせて、きゅうりなどの食物繊維が豊富な野菜を食事に入れることは、歯の健康のために有効です。もちろん、子どもだけでなく大人でもきゅうりは歯の健康に役立ちます。

■ きゅうりの栄養と健康への効果は?

きゅうりは水分が多く栄養成分が少ないため、不名誉にも「世界一栄養が少ない野菜」とギネスブックにも記載されています。栄養成分が少ないのは事実ですが、含有するホスホリパーゼという酵素が脂肪を分解する効果を期待できるのです。また、含有するククルビタシンは多量に摂取すると毒になりますが、適量だと脳の神経細胞の保護や抗がん物質として注目を浴びている成分です。さらに、健康と美容によいコラーゲンを促進する効果もあるとされています。

■ きゅうり以外の歯磨きにおける効果のある野菜など!

きゅうり以外の歯磨きにおける効果のある野菜など!

きゅうりと同様に適度の固さがあり食物繊維を多く含む野菜は、歯磨きの効果があるといわれています。具体的には、ごぼう、にんじん、大根などの根菜類、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜、キャベツなどの葉菜類です。他にもアボカド、わらび、ゼンマイ、ブロッコリー、カリフラワーなども食物繊維が豊富な野菜になります。特にわらびやゼンマイなどの山菜は含有量が多い傾向です。カリフラワーは、虫歯菌の活動を弱めるキシリトールも多く含むため、さらに効果が期待できます。ほうれん草やにんじんもカリフラワーほどではありませんが、キシリトールを含有しています。また、おくら、ほうれん草、小松菜、長ねぎは歯をつくるカルシウムを多く含み、より歯の健康に役立つのです。きのこは突出して繊維質を含有し、いも類も多く含む傾向です。

■ 歯磨きの効果のある果物!

食物繊維の多い果物も歯磨き効果としておすすめです。具体的には、柿、プルーン、いちじく、びわ、あんず、リンゴ、パイナップル、いちご、もも、バナナなどになります。特に、干し柿は最も多く、乾燥などの加工物が多く含む傾向です。いちごはキシリトールを多く含み、バナナもそれよりは少ないですが含有します。いちじく、いちごはカルシウムも多く含み、さらに歯の健康に役立ちます。健康で清潔な歯を保つためには、歯にやさしい野菜や果物を積極的に摂取したいですね。

■ まとめ

今回は一時期生産が途絶えた大阪市都島区の伝統野菜「毛馬きゅうり」を紹介しました。きゅうりで歯磨きの効果が期待できるのは驚きです。他にも食物繊維が豊富な野菜や果物も歯磨き効果が期待できます。清潔な歯を保つためにも積極的に食物繊維を摂取したいでうね。しっかりと虫歯予防に努めても虫歯や歯周病にかかってしまうときはあります。しかし早めの治療をすることで歯をよみがえらせることも可能です。少しでも歯にお悩みがある場合は、ぜひ一度、増田歯科医院へお気軽にご相談ください。

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